第40回 湯川記念講演会
このたび、2026年12月6日に湯川記念講演会を開催する運びとなりました。
場所は大阪大学中之島センターです。
みなさま是非ご参加ください。
【第40回湯川記念講演会】
科学はどこからきて、どこへ向かうのか — 受け継がれる知、拓かれる未来 —
日時: 2026年12月6日(日) 14:00 〜 17:15(予定) *13:30開場
場所: 大阪大学中之島センター 10階 佐治敬三メモリアルホール
参加: 無料、先着150名 (WEB申し込み、受付先着順)
お申込みはこちら
主催: 大阪大学 大学院理学研究科・理学部 湯川記念室
共催: 日本物理学会大阪支部
後援: 日本物理教育学会近畿支部
協力: 21世紀懐徳堂
対象: 高校生、大学生、大学院生、一般の方々及び教職員の方々
スケジュール(予定):
14:00 開会のあいさつ「湯川秀樹と大阪大学」
兼村 晋哉 大阪大学 大学院理学研究科・理学部 湯川記念室 運営委員会委員長
大阪大学 大学院理学研究科 物理学専攻 教授
「本講演会の趣旨説明と招待講演者の先生方のご紹介に加えて、戦前の大阪大学で素粒子論の研究を行い、その研究で理学博士号を授与され、日本人初のノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士の人と業績についてご案内いたします。また今年で40回になる湯川記念講演会の歴史を振り返ります。」
14:15 「大阪大学における天然物化学の系譜―糖鎖・自然免疫研究への展開」
深瀬 浩一 大阪大学 名誉教授/大阪大学 放射線科学基盤機構 特任教授
「有機化学は、生物が生み出す「天然物」の研究を源流の一つとして発展してきました。大阪大学においても、ウルシオール研究の真島利行先生、ガマ毒研究の小竹無二雄先生、ペプチド・糖の有機合成研究を展開した芝哲夫先生、細菌由来複合糖質の免疫増強作用の本体を解明した楠本正一先生らが、それぞれの時代の天然物化学を先導してきました。現在、天然物化学は、生物活性分子を手掛かりに生命現象を解明する化学生物学へと発展しています。本講演では、大阪大学における天然物化学研究の系譜をたどるとともに、細菌由来複合糖質から自然免疫研究へ、さらに糖鎖を用いた免疫制御とワクチン開発へと展開してきた研究を紹介します。加えて、がんの核医学治療において見いだした自然免疫の重要性についてもお話しします。」
15:50 休憩
15:40 「AIが拓く生成科学と物理学研究の革新」
橋本 幸士 京都大学 大学院理学研究科 教授
「AI・機械学習と科学の融合は、近年大変急速に進んでいます。私が代表を務める「学習物理学」領域においても、機械学習と物理学を融合する研究が次々と誕生しています。そして現在、生成AIと科学が融合する「生成科学」の時代が目前となってきています。本講演では、なぜAIが物理学と深いレベルで融合するのか、そしてAIと融合された学習物理学における先端の研究成果などをわかりやすくご紹介しましょう。科学研究にどのようにAIが入ってくるのか、そしてそれはなぜ科学研究を加速するのか。研究現場で起こっている大きな変化を、ご紹介します。生成科学が現在の科学をどう変える可能性があるのか、その歴史と現状、未来について、共に考えましょう。」
16:40 全体の質疑応答
17:00 閉会のあいさつ