第36回湯川記念講演会
2023年1月22日に第36回湯川記念講演会が開催されました。講演会冒頭に、湯川記念室運営委員会の兼村委員長より、「阪大の素粒子論研究と湯川秀樹」というタイトルで挨拶があり、その後、超弦理論の最前線ということで、2名の講師の先生からご講演をいただきました。 両講演では、一般聴衆には馴染みがなく、難しい概念が多く含まれる内容を、大変わかりやすく、またユーモアも交えて紹介していただき、大阪大学の教職員、学生や一般市民の方など72名の参加者の皆さまは、熱心に聴講されていました。また、多くのご質問もいただき、それに対して講師の先生方が丁寧に回答してくださり、大盛況となりました。
【第36回湯川記念講演会】
日時: 2023年1月22日(日) 14:00 〜 16:30
場所: 大阪大学豊中キャンパス 南部陽一郎ホール
参加: 無料、先着90名 (申し込み受付先着順)
主催: 大阪大学 大学院理学研究科・理学部 湯川記念室
共催: 日本物理学会大阪支部
後援: 日本物理教育学会近畿支部
協力: 大阪大学21世紀懐徳堂
対象: 高校生、大学生、大学院生、一般の方々及び教職員の方々
〜 超弦理論の最前線 〜
14:00 開会のあいさつ「阪大の素粒子論研究と湯川秀樹」
兼村晋哉 大阪大学 大学院理学研究科・理学部 湯川記念室 運営委員会委員長
大阪大学 大学院理学研究科 物理学専攻 教授 (素粒子論)
14:15 「 弦理論の導入、Dブレーン、双対性、ホログラフィ原理、量子情報」
西岡辰磨 大阪大学 大学院理学研究科 物理学専攻 教授 (素粒子論)
15:15 休憩
15:25 「量子重力理論、ブラックホール、ホログラフィなど」
飯塚則裕 大阪大学 大学院理学研究科 物理学専攻 助教 (素粒子論)
16:25 質疑応答
閉会のあいさつ
【第36回湯川記念講演会の様子】