第24回湯川記念講演会
日時: 2008年10月5日(日) 13:00 ー 17:00
場所: 大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
主催: 大阪大学湯川記念室
共催: 日本物理学会大阪支部
後援: 日本物理教育学会近畿支部
高校生、一般の方を対象に、最前線の物理を紹介します。
1.地球温暖化問題の現状と今後の課題
東京大学サステイナビリティ学連携研究機構
地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター・教授 住 明正
洞爺湖サミットも終わり、温暖化対策に向けての新たな枠組み作りの議論が行われている。 2007年に発表された、IPCC第4次報告書は、 「温暖化は人間活動のせいか?」という議論に終止符を打ち、具体的な行動、 対応策を呼びかけた。これに伴い、反対意見も強力に出されるようになった。 そこで、今回の第4次報告書に含まれている科学的な知見を紹介し、 我々の社会の進むべき道筋について述べてみたい。
2.X線でみる宇宙
大阪大学大学院理学研究科准教授 林田 清
宇宙には様々な温度をもった物質が存在し、温度に応じて様々な種類の光が放射されている。 X線観測は、百万度から一億度といった超高温物質の存在をあきらかにする。 ブラックホール、超新星、銀河団といった天体を例に熱い宇宙を概観する。 あわせて、2005年7月に打ち上げられた日本で5番目のX線天文衛星すざくを例に、 気球や人工衛星を利用するスペース天文学の一端を紹介する。
Updated 18 August 2008
プログラム
13:00 – 14:30 | ||
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地球温暖化問題の現状と今後の課題 | 住 明正 | 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構 地球持続戦略研究イニシアティブ統括ディレクター・教授 |
15:00 – 16:30 | ||
X線でみる宇宙 | 林田 清 | 大阪大学大学院理学研究科准教授 |
地球温暖化問題の現状と今後の課題 (住 明正)
洞爺湖サミットも終わり、温暖化対策に向けての新たな枠組み作りの議論が行われている。 2007年に発表された、IPCC第4次報告書は、 「温暖化は人間活動のせいか?」という議論に終止符を打ち、具体的な行動、 対応策を呼びかけた。これに伴い、反対意見も強力に出されるようになった。 そこで、今回の第4次報告書に含まれている科学的な知見を紹介し、 我々の社会の進むべき道筋について述べてみたい。 |
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X線でみる宇宙 (林田 清)
宇宙には様々な温度をもった物質が存在し、温度に応じて様々な種類の光が放射されている。 X線観測は、百万度から一億度といった超高温物質の存在をあきらかにする。 ブラックホール、超新星、銀河団といった天体を例に熱い宇宙を概観する。 あわせて、2005年7月に打ち上げられた日本で5番目のX線天文衛星すざくを例に、 気球や人工衛星を利用するスペース天文学の一端を紹介する。 |
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会場 ◇大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
対象 ◇高校生以上の学生及び一般の方々
受講料 ◇無料
定員 ◇先着190名
申込方法
郵便、E-mailまたはFAXで、氏名(ふりがな)、 住所、電話番号、年齢、性別、職業をご連絡下さい。 (ご連絡いただいた個人情報は、他に利用するものではありません。) 電話によるお申し込みは不可とさせていただきます。 定員に余裕のある場合は、当日会場でも受け付けます。
e-mail : yukawa3 に @het.phys.sci.osaka-u.ac.jp をつける。
件名は「2008.10.5参加申込」でお願いします。
FAX: 06-6850-5727
〒560-0043 豊中市待兼山町1-1
大阪大学大学院理学研究科内 湯川記念講演会係
電話: 06-6850-5727 (月~金 10:00~17:00)
大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53 06-6444-2100)は、 大阪市立科学館の北側に位置し、中之島通に面しています。 駐車場はありません。場所についての詳細は、 中之島センターのホームページ をご覧下さい。