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計算ノート:中性子の電気能率についてNote: On the Electric Moment of Neutron
OU1937-B9 (8ページ) 日付: 1937年6月22日
中性子の双極電気能率に関する考察、計算である。中性子が電気能率を持っているとすれば、中性子は電荷がゼロであるにもかかわらず、電場によって散乱されるであろう。湯川は、クーロン場の中での中性子の電気能率による散乱をシュレーディンガー方程式を解いて決めようとしている。2ページ目からは部分波展開を用いて計算するが、容易には解けない。
史料提供:京都大学 基礎物理学研究所 湯川記念館史料室 (E27-050)
OU1937-B9-E27-050