このページでは、SAP2022の接続に必要な情報や講義スライドのファイル、その他の文書などを置いておきます。
諸注意
- コロナウイルス感染症の影響、悪天候等で対面企画が中止になる場合があります。
- 資料設置Webページのユーザー名・パスワード、ZoomのURL、ミーティングID、パスコード等、このページの情報を他の人に教えないで下さい。
- 講義の録画、録音は固くお断りします。内容改善を目的として運営側で講義を録画することがあります。
- 講義によっては配付資料がございます。各自資料をダウンロードし、閲覧出来るようにご準備ください。資料掲載期間はSAP最終日から1週間です。
- 講義内容や各資料の商用使用、SNS等へのアップロードは禁止です。
- 対面企画に参加直後、感染症が疑われる症状が現れた場合には、SAP事務局までご連絡ください。
接続について
Zoomへの接続に必要な情報(他者には教えないで下さい!)
Zoomへの接続での注意点
- 受講の際の通信料は各自負担となります。受講前に通信プランを各自ご確認願います。
- Zoomのミーティングルームには開始5分前から入室できます。
- 入室の際のお名前は「(受付番号)+(本名またはニックネーム)」でお願いします。例えば受付番号が123で本名またはニックネームが物理太郎の場合は「123物理太郎」としてください。
- 受付番号は教材等を郵送させて頂いた封筒の宛名ラベルに記載されています。
- 発言するとき以外は原則としてマイクはミュートにしておいてください。
- ご都合により、途中入室、途中退室も可能です。
- 講義中にはチャットで質問可能です。また、質問時間を設けますので、そこではzoomの挙手の機能をつかって質問していただけます。
詳しいことはzoomで接続する際の注意で説明しますので目を通しておいてください。
第1回 10月22日 15:00 開始
「自然界をめぐる旅へのいざない」藤田佳孝
「量子の世界への旅立ち − 光の物理から量子力学へ −」 渡辺純二
- Q&A
- Q1:偏光板を回した際に間に入れたプラスチックのケースに色がついたのは何故ですか。
- A1: 物質中における光の速さは真空中よりも遅くなり、また、波長によって異なります。さらに、物質によっては同じ波長でも偏光方向によって異なってきます。このことが原因となって、物質を通過する際に偏光方向が少し変化し、その変化の大きさが波長によって異なるために色がついて見えます。
- Q2:宇宙には光より速いものはありますか。ビッグバンが起こった初速でも光より遅いですか。また光の中で速さは異なるのですか。
- A2:光より早い速さをもつものはないと考えられています。光の速さは波長に依存しない定数です。
- Q3:偏光板に吸収された光はどこに行くのですか
- A3:光の振動する電場が偏光板中の電子に力を及ぼし、電子の運動を活発にします。光子は消滅し、そのエネルギーにより偏光板の温度が上昇します。
- Q4:色の波長はどのようにして調べたのでしょうか。
- A4:光が回折格子で回折する角度は波長によって異なります。その角度を調べると波長が分かります。
- Q5:偏光フィルムが入っていた袋を挟むと色がつく部分とつかない部分がありました。なぜこのような事が起きるのですか?
- A5:物質中における光の速さは真空中よりも遅くなり、波長によって異なります。また物質によっては、同じ波長でも偏光方向によって異なります。この偏光方向による速さの違いが袋の中の場所によって異なることが原因と考えられます。
- Q6:スマホのカバーガラスにのぞき見防止効果がある商品があるのですが、偏光板を利用しているのでしょうか?
- A6:偏光板は使われていません。光の進行方向を制限しているそうです。
- Q7:量子コンピューターの話がありましたが、2023年に技術確立が見込まれている量子アニーリング技術についてリスク等あれば教えてください。
- A7:量子アニーリングに基づく量子コンピューターにおいても、解きたい問題と実際に実現可能な量子力学的現象とをうまく対応させることが非常に重要です。現在研究が進められています。
「物質の世界への旅立ち− 新しい超伝導体を創る −」工藤一貴
アンケート
アンケートにご協力をお願いします。
1回目のアンケート
第2回 10月29日 15:00 開始
工学部 学部紹介@Youtube
未来工学物語@Youtube
(阪大工学部に興味を持っていただくために制作された映画予告編風動画です。)
大型レーザー装置 360°バーチャルツアー@Youtube
研究所紹介動画@Youtube
核物理研究センターサイクロトロン施設 360°バーチャルツアー@Youtube
アンケート
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2回目のアンケート
第3回 11月5日 15:00 開始
- 集合場所(受付):理学研究科正面玄関
- 受付は14:00にオープンします。
- 保護者同意書が未提出の方は受付にて提出をお願いします。
- 10/29に名札を受け取っている人は忘れずに名札をお持ちください。
- 郵送品に含まれている分光計キット(レシピ、段ボール、黒画用紙とフィルムが入った袋)を忘れずにお持ちください。
- 明日、18時の時点の気温がかなり下がると予想されています。講義中は部屋の換気を行いますので、上着を持参するなど暖かい服装でお越しください。
「分光計で見る量子の世界」福田光順
- Q&A
- Q1:分光計を通してみた電球の見え方についてなのですが、その電球の使用年数によって、見え方は異なるのでしょうか。
- A1:電球の使用年数によっては、ほとんど変わらないと思われます。使用年数で変化するのは主に明るさかと思いますが、例えば明るさが低下しても分光した結果の波長に対する連続分布全体の強度が減るだけで、分布の形はほとんど変わらないと思います。ただ、”ほとんど”と言っているのは、電球のフィラメントの温度が変わると、連続分布の形(波長に対する強度分布)は変化するからです。温度が下がると、若干赤色の方へシフトします。
- Q2:インターネットで、カドミウムの放電を検索して映像として分光しても、おっしゃられていた現象は見えるのですか?あと、カドミウムや水銀を放電させる仕組みが知りたいです。
- A2:パソコンやスマホの画面(あるいはテレビなどの画面)を通してみた場合は、発光しているのは画面の発光体ですから元のカドミウム放電管の波長は見えません。カドミウムや水銀放電管が光る仕組みですが、以下の通りです。管の中にはこれら元素の薄い気体が入っていて、そこに高電圧をかけて放電させます。放電というのは高電圧によって電流が流れるわけで、これは電子が高電圧によって無理矢理加速されて流れてしまう現象です。加速された電子は気体元素の原子に時々衝突し、原子の中の電子を高いエネルギーの軌道に励起させます。SAPの時の説明にあったように、この高いエネルギー軌道に上げられた電子が、低いエネルギー軌道に落ちるときに光がでます。この光は電子が落ちる前と後の軌道の組み合わせによって決まったエネルギー(波長)を持っているので、分光計で見たときに何本かのとびとびの線に見えるわけです。
「身の回りの物理を体験しよう」阿部真之・藤田佳孝・技術部
身の回りの物理ー力学編ー@Youtube
電気と磁気のチカラ 〜電磁誘導って何?〜@Youtube
ファラデーパラドクス@Youtube
磁石の落下@Youtube
磁石落下実験@Youtube
単極モーター@Youtube
電磁誘導(IHヒーター)@Youtube
電磁誘導(磁石の浮上)@Youtube
電磁誘導(磁石の落下)@Youtube
電磁誘導(磁石の落下実験)@Youtube
すごいぜ超伝導!(超伝導体でネオジム磁石を浮かせてみた)@Youtube
「霧箱を作って放射線を見よう」三原基嗣・小林信之
サイエンスに興味ある高校生や一般の方が参加できる公開シンポジウムが開催されます。
テーマは「光圧で拓く!光圧を制す! ーミクロから宇宙までー」です。
アンケート
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3回目のアンケート
第4回 11月12日 15:00 開始
「宇宙への旅立ち− 地震予知はなぜ難しいか −」波多野恭弘
より詳しく知りたい人のために
「原子核・素粒子の世界への旅立ち− 素粒子と対称性 −」西岡辰磨
アンケート
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4回目のアンケート