2019.03.05
2019年3月5日 湯川記念室のホームページがリニューアルされました
【総合学術博物館湯川記念室からのお知らせ】
このたび、2019年3月5日に大阪大学総合学術博物館湯川記念室のホームページが全面リニューアルされました。
京都大学基礎物理学研究所湯川記念館史料室のご協力のもと、湯川博士が記し残した研究史料などを掲載し、本学構成員のほか、広く一般の方々に、大阪大学と湯川博士のつながりをご紹介するとともに、科学に対する興味を深めていただくことを目的としています。
湯川博士は1933年に大阪帝国大学理学部講師(兼任)、翌1934年には専任講師となり、1936年から1939年5月まで大阪帝国大学理学部助教授を務めました。
この間、湯川博士は素粒子物理学の研究に従事し、中間子論を発展させました。
特に、1934年11月中間子論第1論文を発表し、この研究成果により1949年、日本で最初のノーベル賞を受賞しました。
今回のリニューアルにより、そのノーベル賞受賞者である湯川博士の研究活動や人となりをよりよく理解できるホームページとなりました。
特に、大阪帝国大学時代に残した論文や講演の原稿、研究ノート、学会の発表プログラムなど99点の史料が閲覧でき、湯川博士の凄まじい研究生活が蘇ります。
また“フォトギャラリー”や湯川博士の功績や影響を分かりやすく解説する“YUKAWA MIND”コーナーも新設していますのでぜひみなさま一度ご覧ください。
○大阪大学総合学術博物館湯川記念室Webサイト
https://www-yukawa.phys.sci.osaka-u.ac.jp/en
○大学公式HPニュース記事
https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2019/03/0802
○大阪大学理学研究科公式HPニュース記事