第2回(10/22)のコーヒーブレイク
「超伝導を見る!?触る!?」
田島節子(大阪大学理学研究科)
超伝導を見る!?触る!?
 今年は超伝導発見100周年の記念の年です。超伝導とは、物質の電気抵抗がゼロになる現象で、通常はマイナス270℃くらいの極低温でしか起きません。25年前に、それより100℃以上高い温度で超伝導になる物質が発見され、超伝導現象を身近に見ることができるようになりました。今回は、皆さんに超伝導エネルギーの大きさを体感してもらいます。液体窒素で冷やした銅酸化物超伝導体に、強い磁石を近づけると“磁石が超伝導体に捕まり”ます。それがどれくらい強い力か、触って確かめてください。なぜそういうことが起きるのか、今どんなことが研究の最先端で行われているのか、この現象を使った応用はあるのか、などについてもお話します。
超伝導体に捕まった磁石 磁石に捕まった超伝導体


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