第1回(10/15)の実践講義
「地震研究の最前線」
廣野哲朗(大阪大学理学研究科)
地震研究の最前線
 3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震はなぜ想定外だったのか? 事前に把握されていた情報、されていなかった情報を整理するとともに、今後に起きうる地殻変動(大地震の連動性・内陸型地震の誘発)の可能性について解説します。一方、来たる東海-東南海-南海地震に向けて、科学掘削船"ちきゅう"を用いて、南海トラフの海底下7kmという地震の震源を掘削しようとする国際プロジェクトが進んでおります.このような、現在進められている地震研究・減災対応の最前線を紹介します。また、地震現象を岩石の破壊と摩擦の物理といった視点で解明しようとする研究も紹介します。
地震研究の最前線


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