Updated 14 August 2009

  プログラム

13:00 - 14:30
 失われた反物質をめぐって   三田一郎   神奈川大学工学部物理学教室教授 
15:00 - 16:30
 断層掘削研究から地震の本質に迫る  廣野哲朗 大阪大学大学院理学研究科准教授




失われた反物質をめぐって (三田一郎)


 
 ビッグバンでこの宇宙は創造されたので、素粒子と反素粒子は同量に生成された。でも反宇宙は失われた。なぜ? 素粒子と反素粒子の振る舞いが違う?ノーベル賞に輝いた小林・益川理論は素粒子とその反粒子の違いについての理論である。この理論は我が国と米国の実験によって同時に確証された。素粒子と反素粒子の違いを実験で検証する発案から発見までの20年間、そして7年間に及ぶマラソンのようなハイテック競争について語りたい。
 
 
fig1
 
  (C) 高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所
Belle測定器:中間子の崩壊における大きなCPの破れを発見した。 3階建ての建物のような測定器で約0.2mmの以下の長さの飛跡を 瞬間的に測定する能力をもっている。
 

断層掘削研究から地震の本質に迫る (廣野哲朗)


 
 地震とは、地殻の岩石がプレート運動の力を受けて破壊する現象であるが、 その発生過程は非常に複雑で、ミクロンスケールの亀裂から数100kmに渡る 断層へと破壊が伝播し、さらには歪みのエネルギーが地震波や摩擦熱、 地殻変動という形で放出される。 このような複雑な地震の素過程を理解するために、地下数kmの地震断層を 掘削するプロジェクトが現在、進行している。 掘削した断層試料の解析からどのような地震の理解が期待できるかをお伝えしたい。
 
 
fig2
台湾チェルンプ断層の掘削現場(左) と  地球深部探査船ちきゅう(右)
 





会場  ◇大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
対象  ◇高校生以上の学生及び一般の方々
受講料 ◇無料
定員  ◇先着190名

申込方法
郵便、E-mailまたはFAXで、氏名(ふりがな)、 住所、郵便番号、電話番号、年齢、性別、職業をご連絡下さい。 (ご連絡いただいた個人情報は、他に利用するものではありません。) 電話によるお申し込みは不可とさせていただきます。 定員に余裕のある場合は、当日会場でも受け付けます。

e-mail : yukawa5 に @het.phys.sci.osaka-u.ac.jp をつける。
     件名は「2009.10.3参加申込」でお願いします。
FAX: 06-6850-5341
〒560-0043 豊中市待兼山町1-1
大阪大学大学院理学研究科内  湯川記念講演会係
電話: 06-6850-5341 (月〜金 10:00〜17:00)
大阪大学中之島センター(大阪市北区中之島4−3−53 06-6444-2100)は、 大阪市立科学館の北側に位置し、中之島通に面しています。 駐車場はありません。場所についての詳細は、 中之島センターのホームページ をご覧下さい。